
G7に関連した動意がなければ、特段の経済指標発表などがないため、限られたレンジで上下しやすいとみる。手控え感が強まる可能性もあり、ある程度のまとまったフローが入ると振れてしまうことも想定できるが、高値を掴んでしまったり、安値を売り込んでしまったりと、不利なポジションメイクや手仕舞いにつながってしまうリスクに注意したい。
本日の米連邦準備理事会(FRB)高官講演のうち、投票権のあるボウマンFRB理事の発言内容には一応留意しておきたい。同理事はタカ派と目されているが、今春に入ってからはインフレ率の低下などにも言及している。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、本日早朝高値144.61円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、1日安値142.88円
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ