
また、週末にかけて発表される中国の経済指標を見極めたい投資家が積極的な売買を手控え、相場の重荷となる展開があり得る。きょうは中国の税関総署が2025年4月の貿易統計を発表する。10日には中国国家統計局が4月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)を発表する予定。
7日のNY株式相場はダウ平均など主要3指数がそろって3日ぶりに反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見がおおむね予想通りの内容だったと受け止められ、買い安心感につながった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)が香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ