
今週は発表がピークを迎える第1四半期決算と4月雇用統計などの経済指標に注目が集まる。決算発表はS&P500採用の180社以上が発表予定で、マイクロソフト、メタ(30日引け後)、アップル、アマゾン・ドット・コム(5月1日引け後)のほか、コカ・コーラ、ファイザー、ビザ、キャタピラー、クアルコム、イーライ・リリー、CVSヘルス、シェブロン、エクソン・モービルなどの決算結果やガイダンスに要注目となる。経済指標では金曜日の4月雇用統計のほか、火曜日に3月JOLTS 求人件数、水曜日に4月ADP民間部門雇用者数、1-3月期国内総生産(GDP)速報値、3月個人消費支出(PCE)価格指数、木曜日に4月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)など注目の経済指標の発表が続く。トランプ関税による景気減速懸念が強まっており、経済指標が予想以上に悪化すれば、リセッション懸念が高まることが警戒される。
今晩の米経済指標・イベントは4月ダラス連銀製造業景況指数など。企業決算は寄り前にスーパー・マイクロ、ドミノ・ピザ、引け後に NXPセミコンなどが発表予定。
(執筆:4月28日、14:00)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ