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【見通し】NY為替見通し=雇用統計がリスク回避再燃につながるリスクに注意

NYタイムは、一服感が漂っている米相互関税を嫌気したリスク回避のぶり返しが生じないかどうかを見定める展開か。ドル円は東京タイム午後に下押しを145.30円と、昨日安値145.20円を割り込まない水準にとどめた。足もとで昨日安値をつけてからの戻り高値146.52円を上抜け、146.55円まで上昇している。

 リスク回避が再燃するきっかけになるとしたら、やはりNY序盤に控えている米雇用統計の結果だろう。昨日は米相互関税を受けたリスク回避に加えて、3月米企業の人員削減数が+204.8%と2020年5月以来の高水準を記録したことも重しとなりドル売りがさらに進む場面もあった。

 本日公表の3月米雇用統計では、非農業部門雇用者数の事前予想が+13.5万人と、前回の+15.1万人より弱めな見方。まずは予想比での強弱に反応しそうだ。仮に弱い結果となり、いったん下げ渋った145.30円を下抜けると、下落加速から昨日安値145.20円も下抜け、さらに下落が進む連鎖が生じそうであるため注意が必要か。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、3月13日安値147.42円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、昨年10月1日高値144.53円

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ