
米国株高や円安を好感した買いが入ると予想する。米国ではテスラが2桁の上昇率となったほか、エヌビディアやアマゾンが大幅高となるなど、主力グロース株に強い動きが見られた。足元さえない半導体株を含めて、全体の底上げが進むだろう。関税に関する過度なリスクが後退して円安が進んだという点では、自動車関連が選好されやすくなると見込まれる。ただ、日経平均はこのところ後場の動きが弱いことから、高くなったところでは戻り売りが上値を抑える可能性がある点には留意したい。日経平均の予想レンジは37600円-38100円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ