
米国株の弱い動きが続いており、日本株も警戒売りに押されると予想する。きのうの日経平均は一時4桁安となったところから引けでは235円安まで戻しているだけに、下値では買いが入るとみる。ただ、本日の米国では2月の消費者物価指数(CPI)が発表される。結果次第では米国でインフレに対する警戒が再燃するリスクもあるだけに、注目指標を前に売買自体が手控えられやすい。水準を切り下げて始まった後は、マイナス圏で様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは36400円-36850円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ