
米国株安を嫌気して売りに押されると予想する。ナスダックが1.9%安と大きく下げており、エヌビディアは6%を超える下落となった。きのうの東京市場では半導体株の多くが派手に上昇したが、きょうは逆回転の動きが想定される。米金利上昇とそれに伴う円安(ドル高)を受けて金融株や自動車株などにしっかりとした動きが見られるようなら、日本株は相対的に値を保つ展開が期待できる。一方、これらも売られるようなら、米国同様に下値模索が続くと思われる。場中はマイナス圏で強弱感が交錯し、不安定な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは39500円-40000円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ