
今晩の取引ではエヌビディアの軟調が予想され、ハイテク株を中心に上値の重い展開となりそうだ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が先週、FRBは利下げを急がないと発言し、利下げ期待が後退したことも足もとでの株価の重しとなっており、寄り前に発表される新規失業保険申請件数や寄り後発表の10月中古住宅販売件数などの経済指標や、グールズビー米シカゴ連銀総裁などのFRB高官の発言にも要注目か。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、10月中古住宅販売件数など。要人発言はグールズビー米シカゴ連銀総裁、ハマック米クリーブランド連銀総裁など。企業決算は寄り前にディア、引け後にコパート、ロス・ストアーズ、インテュイットなどが発表予定。(執筆:11月21日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ