今晩は上値の重い展開か。昨日は引け後のエヌビディアの決算発表を控えた様子見が強まり主要3指数がそろって小動きとなった。ダウ平均は139.53ドル高(+0.32%)と5日ぶりに反発したが、S&P500は0.13%高(0.00%)とほぼ横ばいで終了し、ナスダック総合は0.11%安と3日ぶりの小幅反落となった。引け後の動きでは、エヌビディアが予想を上回る増収増益決算や強い見通しを発表したものの、株価は時間外で2.5%安となった。一方、ビッグデータ解析のスノーフレークは予想を上回る決算が好感され時間外で約20%高と急伸した。
今晩の取引ではエヌビディアの軟調が予想され、ハイテク株を中心に上値の重い展開となりそうだ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が先週、FRBは利下げを急がないと発言し、利下げ期待が後退したことも足もとでの株価の重しとなっており、寄り前に発表される新規失業保険申請件数や寄り後発表の10月中古住宅販売件数などの経済指標や、グールズビー米シカゴ連銀総裁などのFRB高官の発言にも要注目か。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、10月中古住宅販売件数など。要人発言はグールズビー米シカゴ連銀総裁、ハマック米クリーブランド連銀総裁など。企業決算は寄り前にディア、引け後にコパート、ロス・ストアーズ、インテュイットなどが発表予定。(執筆:11月21日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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