
前日はハンセン指数が続落し、17日以来2週間ぶりの安値を連日で更新しただけに、自律反発狙いの買いが入りやすい。半面、前日の米ハイテク株安が地合いの悪化につながりそうだ。
10月31日のNY株式相場はダウ平均が3日続落し、S&P500とナスダック総合も続落した。大型テック株や半導体株に売りが広がり、指数を押し下げた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。電気自動車の理想汽車(02015)、英金融大手のHSBC(00005)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が香港終値を下回った半面、ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、JDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)が上回って引けた。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ