
マイクロソフトとメタの反応はきのうの時間外の動きで織り込んではいるが、ナスダックが2.8%安と大きめの下げとなっており、東京市場でもグロース株が嫌われることになるだろう。注目度の高いレーザーテックがきのう引け後に1Q決算を発表しているが、増益ではあるものの市場予想は下回っている。ドル円が円高に傾斜していることも日本株にはアゲインストの流れ。本日米国では10月雇用統計が発表されるが、翌週月曜の11月4日は東京市場が休場で、市場の空白リスクが意識される。CME225先物は大幅な下振れスタートを示唆している。場中の為替動向にも神経質になりながら、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38200円-38700円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ