東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は154ドル安の42233ドルで取引を終えた。長期金利の上昇を受けて住宅関連などが売られた一方、アルファベットやメタなどグロース株には買いが入った。ドル円は足元153円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて200円高の39170円、ドル建てが290円高の39260円で取引を終えた。なお、引け後に決算を発表した銘柄では、時間外でアルファベットが大きく上昇している一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが大きく下落している。
米3指数がまちまちの反応となったことから、日本株も方向感に欠ける展開を予想する。ただ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズの時間外の下落は気になるものの、アルファベットの反応は良かったことで、グロース株には資金が向かうと期待できる。円安基調も継続しており、指数にはプラスの影響が及ぶとみる。日経平均は今週に入って月曜、火曜と大きく上昇しており、きのうは高値引けした。決算発表シーズンに突入したことで、衆院選を警戒していた先週とは地合いが一変している。CME225先物に寄せて高く始まり、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38800円-39400円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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