
米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。円安は進行しているが、その要因となっている米長期金利上昇が米国株の下落を招いているため、ポジティブな反応は期待しづらい。日経平均はきのうまで11営業日連続で陰線形成と場中が弱い傾向が続いている上に、今週に入って22日と23日は突如大きく崩れる場面があった。国内の政局不安がくすぶり続ける中、米国株が大きめの下げとなったことを受けて一段と買い手控えムードが強まると思われる。安く始まり、場中も下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37600円-38100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ