
米3指数は最も振れ幅が大きかったナスダックでも0.2%高と極めて小動き。日本株も動意に乏しい展開を予想する。円安は進んでいるが、米長期金利の上昇は警戒材料となるため、好影響は限られるだろう。一方、きのうの日経平均は542円安と大きく下げており、値ごろ感は出てきている。本日引け後にはニデックが決算を発表予定で、ここから先は決算を材料に個別物色の盛り上がりが期待できる。上値は重そうだが下値も堅いとみており、場中は前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。なお、本日はプライム市場に東京地下鉄(東京メトロ、コード9023)が新規に上場する。日経平均の予想レンジは38200円-38600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ