
米国株高を好感した買いが入ると予想する。米金利に上昇一服感が出てきてもドル円はそれほど円高(ドル安)には振れておらず、日本株はきのうの大幅安に対する買い戻しの動きが活発になると期待できる。今週は10日に米9月消費者物価指数(CPI)、11日に米9月生産者物価指数(PPI)の発表があり、このタイミングで米国のインフレに対する警戒が和らいできたのは良い流れ。市況関連には原油安が重荷となるが、他の多くの銘柄が上昇することで、楽観ムードの強い地合いが醸成されるだろう。日経平均の予想レンジは39200円-39700円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ