NYタイムは序盤に8月米小売売上高が発表となる。昨日は連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策協議に影響する米景況の先行指標とされるニューヨーク連銀製造業景気指数の強い結果が一因となり、ドルが買い戻された。景況を反映する消費動向の判断基準となる小売売上高の強弱も市場の思惑を刺激する材料となるだろう。
8月米小売売上高の市場予想は前月比-0.2%と、前回7月の+1.0%からマイナスヘ転じるとの見方。変動が大きい自動車を除くベースでも+0.2%と、前月の+0.4%から伸びが鈍化するとの見込みだ。ただ、昨日はマイナスが続くとの予想に反し、ニューヨーク連銀製造業景気指数がプラス圏を回復する強さを示しドルが買われた。FOMC目前の神経質な市場で昨日に続く強い結果が示されれば、ドル買い方向でイベントを控えるなかの調整が進むことになりそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、先週末13日高値141.87円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、昨日安値139.58円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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