NYタイムは、9月米ニューヨーク連銀製造業景気指数の発表となる。明日から2日間の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催予定。そのため様子見ムードが強まる可能性もある。しかしFOMCの焦点が米景気悪化を考慮した大幅利下げの有無であるため、米景況の先行指標的なニューヨーク連銀製造業景気指数の強弱に市場が反応を示す展開に注意が必要だろう。
同指標について市場は-4.0程度と、前回8月の-4.7よりマイナス幅が縮小する結果を見込んでいる。しかし昨年11月以来のマイナスが続くようであれば、ドル買いなど市場のポジティブな反応を得にくい。まして市場予想以上のマイナスとなれば大幅な利下げへの思惑を高める。神経質な状態で同指標の結果を見守ることになるだろう。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、本日ここまでのレンジ上限140.93円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、11-12日上昇幅の下方倍返し138.38円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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