
今晩はもみ合いか。今週は、水曜日に8月消費者物価指数(CPI)、木曜日に8月生産者物価指数(PPI)が発表され、9月17-18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅を巡り、足もとの物価動向に注目が集まる。9月FOMCでは利下げが確実視されているが、CMEのフェド・ウォッチ・ツールでは約30%の確率で通常の2倍の幅の0.50%の利下げも予想されている。利下げ幅の見通しを巡り、CPI、PPIの発表待ちの展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは8月NFIB中小企業楽観度指数のほか、バーFRB副議長、ボウマンFRB理事の講演など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:9月10日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ