ロンドンタイムの欧州通貨は、底堅く推移するか。アジアタイムにトランプ米大統領が「プロジェクト・フリーダム」の一時停止を表明。中東情勢の緊張緩和期待から「有事のドル買い」の巻き戻しが先行した。欧州タイムに入ってもこの流れを引き継ぎ、対ドルでユーロなど欧州通貨の下値が支えられる展開が続くとみる。
ただ、今晩ニューヨーク市場序盤には4月ADP全米雇用報告の発表を控えている。週末の雇用統計に対する思惑を左右するため結果を見極めたいとして、欧州タイム中盤以降は次第に様子見ムードが強まる可能性もあるだろう。
また本日は、ユーロ圏のサービス部門PMI改定値や卸売物価指数(PPI)などが発表予定。PPIは上昇(予想:前月比+3.4%、前年比+1.8%)への転換が見込まれており、インフレ圧力の根強さが意識されれば、欧州中央銀行(ECB)のタカ派傾斜への期待を強める一因となるだろう。こちらもユーロの下支え要因となるか、結果に注目したい。
想定レンジ上限
・ユーロドル:4月17日高値1.1849ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1647ドル前後で推移する52週移動平均線付近。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
