ユーロドル・週足は下影陰線引け。一時1.0778ドルと、週足ベースにおける相場の強弱の分岐点とされる52週移動平均線1.0796ドルを下抜ける場面もあったが反発した。1.09ドル台を回復して週の取引を終えている。
週足一目均衡表・雲付近の底堅さを期待したいところだが、先週は先行スパン1・2が1.0862ドルで重なり、相場に変調をきたすことも多い、雲のねじれに差し掛かる局面。今週は下限が1.0855ドルにやや下がっているが雲に厚みはなく、強い支えになりそうではない。13週移動平均線1.0829ドルなども下値に控えておりサポートになる可能性はあるものの、不安定に振れやすい展開を想定しておきたい。
レジスタンス3 1.1396（2022/2/18週高値）
レジスタンス2 1.1276（2023/7/21週高値＝2023年高値）
レジスタンス1 1.1139（2023/12/29週高値）
前週終値 1.0911
サポート1 1.0666（6/28週安値）
サポート2 1.0517（2023/11/3週安値）
サポート3 1.0448（2023/10/6週安値）
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
