
米国動向を受けて、直近で売り込まれた半導体株に押し目買いが入るだろう。CME225先物は大幅ギャップアップスタートを示唆している。大型グロース株がけん引役となることで、指数主導の上昇が見込まれる。ただ、高く始まりそうな分、節目の40000円近辺では戻り売りも出てくると思われる。日経平均は7月11日に42426円まで上昇した後、急失速し、きのう22日には終値で40000円を割り込んだ。初動が強かったとしても、それだけで一気に強気に傾く展開は期待しづらい。上に値幅は出るものの、場中は強弱感が交錯して一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは39800円-40100円。
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ