
米国株は下落したが、個別の要因も大きかった。セールスフォースに関しては時間外の反応をきのうの東京市場で消化しており、きょう改めてネガティブ視する動きは限られるだろう。米長期金利の低下は安心材料。エヌビディア株安は半導体株の重荷になるものの、日経平均はきのう大きく下げた反動で買いが優勢になると予想する。米国株の値動きが不安定となっており、上値追いには慎重になると思われる。ただ、きのうは日経平均が500円を超える下落となる中で、プライムでは値上がり銘柄の方が多かった。下振れへの警戒が和らぐことで、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37900円-38300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ