東京市場は堅調か。米国株は下落。ダウ平均は330ドル安の38111ドルで取引を終えた。決算が失望材料となったセールスフォースが19.7%安と暴落。他ではエヌビディアが3%を超える下落となっており、一部グロース株の弱さが指数に大きく影響した。1-3月期GDP改定値は速報値から下方改定され、10年債利回りは大きく低下した。しかし、株価の支えにはならず、むしろ景気悪化への警戒が強く意識された。ドル円は足元156円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて230円高の38230円、ドル建てが235円高の38235円で取引を終えた。
米国株は下落したが、個別の要因も大きかった。セールスフォースに関しては時間外の反応をきのうの東京市場で消化しており、きょう改めてネガティブ視する動きは限られるだろう。米長期金利の低下は安心材料。エヌビディア株安は半導体株の重荷になるものの、日経平均はきのう大きく下げた反動で買いが優勢になると予想する。米国株の値動きが不安定となっており、上値追いには慎重になると思われる。ただ、きのうは日経平均が500円を超える下落となる中で、プライムでは値上がり銘柄の方が多かった。下振れへの警戒が和らぐことで、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37900円-38300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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