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【見通し】今日の株式見通し=軟調か 米長期金利の上昇や円安進行を警戒

東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は42ドル安の38460ドルで取引を終えた。テスラやテキサス・インスツルメンツなど決算を受けて大きく上昇する銘柄はあったが、米10年債利回りの上昇が上値を抑える展開。3指数の中で最も値動きが大きかったダウ平均で0.11%安と、方向感に欠ける動きとなった。ドル円は155円台に乗せており、足元155円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて255円安の38185円、ドル建てが215円安の38225円で取引を終えた。なお、引け後に決算を発表したメタ・プラットフォームズは時間外で急落している。

 国内では本日から日銀金融政策決定会合が開催されるが、このタイミングでドル円が155円台に乗せてきた。円安は外需株にプラスの要素もあるが、今は日本側から介入など円安修正の働きかけがあることへの警戒が強い。米国の10年債利回りも上昇しており、株式の買いづらさが意識されるだろう。

 きのうの日経平均が大幅高となった要因の一つには、テスラの時間外の急伸があったと思われる。ただ、実際にテスラは12%高となったものの、米国株への好影響は限定的であった。メタの時間外の急落は懸念材料で、日本株は反動売りに押されると予想する。きのう引け後に出てきた決算では、ファナックが今期の減収減益計画を提示しており、ADRでは大幅に下落している。CME225先物に寄せて安く始まった後は押しが深くなれば買いは入るとみるが、動きが良くなればリスク回避の売りに押されるだろう。日経平均の予想レンジは38000円-38350円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ