日経平均株価は大幅反落。75日移動平均線（37889円 4/19）を割り込んでスタートした後は下値模索の展開が続いた。一時は37000円を割り込み、100日移動平均線（36709円 同）まで下げる場面があった。
RSI（9日）は前日34.1％→17.7％（4/19）に低下し、モメンタムの減速基調は続く。1月中旬につけた高値水準や、100日移動平均線、一目均衡表の雲下限付近などが集中する節目付近まで下げた。自律反発の可能性は十分あるが、年初来高値を起点とした短期波動は下向きのトレンドフォローが基本となる。自律反発の際は38000円や3月中旬に取引時間中に下げ渋った38500円処が強い上値抵抗となる。
上値メドは、75日移動平均線、心理的節目の38500円、4/5安値（38774円）、25日移動平均線（39544円 同）などが考えられる。下値メドは、心理的節目の36000円、心理的節目の35000円、200日移動平均線（34520円 同）などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
