日経平均株価は反発。取引時間中は上値を伸ばす場面が続いたが、10日移動平均線（40186円 4/4）付近までで戻りが一巡し、後場の中盤以降は下に押し戻される展開となった。
RSI（9日）は前日24.8％→31.1％（4/4）に上昇。若干ではあるもののボトムアウトとなり、あすも上昇が続きやすいタイミングとなる。きのうは3月中旬ごろの値固めの際のネックライン（39147円 3/13高値）を意識して下げ渋っており、きょうはそれに続く反発となった。戻り待ちの売りで上ヒゲ陰線安値引けとなったが、短期の10日移動平均線に上値を抑えられるよくあるパターンである。25日移動平均線（39796円 同）を超えて終えることはできなかったものの、反発しただけでも御の字だろう。
終値ベースでみた上値メドは、心理的節目の40000円、10日移動平均線、3/22高値40888円、心理的節目の41000円、3/4高値から3/13安値までの下げ幅に対する倍返し41520円などが考えられる。終値ベースでみた下値メドは、4/3安値39451円、心理的節目の39000円、3/13安値38695円、50日移動平均線（38535円 同）、心理的節目の38000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
