日経平均株価は反落。寄り付きから25日移動平均線(39774円 4/3)や一目均衡表の基準線(39679円 同)を下回る展開となり、上値下値ともに限定的な動きとなった。
RSI(9日)は前日47.3%→24.8%(4/3)に低下。ボトム圏まで沈静化が進み、ボトムアウト待ちの局面に入った。3月中旬ごろの値固めの際のネックライン(39147円 3/13高値)を意識して下げ渋った可能性が高く、あすにも強い反発で25日移動平均線上へ早期に回復できるかが焦点となる。
ただ、10日移動平均線(40291円 同)が下向きに変化しており、上値抵抗として短期的には機能する公算が大きい。短期的には保ち合い局面に移行するシナリオも濃厚になってきた。
終値ベースでみた上値メドは、25日移動平均線や心理的節目の40000円、10日移動平均線、3/22高値40888円、心理的節目の41000円、3/4高値から3/13安値までの下げ幅に対する倍返し41520円などが考えられる。終値ベースでみた下値の目安は、心理的節目の39000円、3/13安値38695円、50日移動平均線(38471円 同)、心理的節目の38000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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