
RSI(9日)は前日64.9%→64.0%(3/8)にやや低下。25日移動平均線(38296円 同)からの上方かい離率は3.6%に縮小した。依然として高値もみ合いの範ちゅうであり、トレンドフォローのスタンスは継続となる。一方、RSIはいったんピークアウトしており、短期的には横ばい基調(日柄調整)が続く公算が大きい。直近安値となる2/29の終値39166円を割り込まずに下げ止まれるかが、上昇継続を判断する上で重要なポイントとなる。直近安値を下回れば値幅調整につながる展開が予想される。
終値ベースでみた上値メドは、直近高値となる3/4の終値40109円、2023年7月高値から同年10月安値までの下落幅に対する3倍返しとなる40207円、心理的節目の40500円、2023年12月安値から1月高値までの上昇幅を1月高値からの上昇幅とみた40785円、心理的節目の41000円などが考えられる。
一方、短期的な下値の目安は、心理的節目の39000円、心理的節目の38500円、25日移動平均線、心理的節目の38000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ