東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は75ドル高の38661ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長は下院の議会証言で利下げの時期について明言を避けたが、市場では想定内の内容と受け止められた。2月のADP全米雇用報告が市場予想を下回ったことなどもあって10年債利回りは低下。前日大きく下げた株式には見直し買いが入った。ドル円は足元149円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて250円高の40330円、ドル建てが255円高の40335円で取引を終えた。
FRBはここまで早期の利下げに対しては慎重姿勢を示しているだけに、パウエル議長の発言は米国株安や米長期金利の上昇をもたらす懸念があった。だからこそ5日に米国株は大きく下げたわけだが、下院での発言を受けて米国株は上昇し、米長期金利も低下した。日本株はこれらの動きを素直に好感する流れとなるだろう。きのうの日経平均は米国株の大幅安を受けても一桁の下落で終えている。CME225先物は大幅高スタートを示唆しており、米国株上昇に対する反応が強めに出てくると予想する。5日、6日と続落しながらも終値では40000円を上回っており、高く始まった後も買いが入りやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは40200円-40600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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