23日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ買いが先行するか。前日のNY市場でダウ平均が3営業日続伸。連日で最高値を更新し、終値ベースで初めて3万8000米ドル台に乗せた。ハイテク株比率が高いナスダック総合指数も3営業日続伸し、約2年ぶりの高値で終えた。米景気が軟着陸(ソフトランディング)に向かうとの見方に加え、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が投資家心理を強気に傾けた。
香港市場でハンセン指数は前日に大幅に続落し、終値ベースで2022年10月31日以来およそ1年3カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の強まった銘柄を物色する動きが相場を支えそうだ。本土市場で上海総合指数は前日に約3年10カ月ぶり安値で終えたが、本土市場が反発すれば香港市場にも買いが波及するだろう。もっとも、中国経済の先行き不安や、当局の政策支援を巡る不透明感が引き続き重しとなりそうだ。
22日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)、AIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、本土不動産株の華潤置地(01109)、医薬株の石薬集団(01093)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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