
今晩は先行きの利下げ見通しを巡り、引き続き米10年債利回りに注目する展開か。CMEのフェド・ウォッチが示す3月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は1週間前の67%から57%に低下したものの、早期利下げ期待は根強く、今晩発表される新規失業保険申請件数などの経済指標や、金融当局者の発言などを受けた米10年債利回りの動向が注目される。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数のほか、12月住宅着工件数、12月建設許可件数など。要人発言はボスティック米アトランタ連銀総裁など。企業決算は寄り前にM&Tバンク、キーコープ、ファスナル、引け後にPPGインダストリーズ、JBハント・トランスポートなどが発表予定。(執筆:1月18日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ