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【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、売り圧力後退 反発力の程度を見定め

本日のロンドン為替市場では、ユーロドルの反発力の程度を見定める展開か。昨日は全般ドル買いが強まる中で下値を試すも、結果として1.0840ドル台の200日移動平均線が支持として働いた。同線は現状1.0847ドルに位置し、また日足一目均衡表・雲の上限も1.0852ドルまで水準を上げてきている。欧州中央銀行(ECB)理事会のメンバーから、市場の前のめりな利下げ期待を諫める声が目立ち始めており、本日も下サイドはテクニカル水準が意識されることになる。

 昨日はラガルドECB総裁が今夏の利下げの可能性に言及したが、一定の不確実性はあるとも指摘。また、これまで金利の高止まりに慎重な姿勢を見せてきたチーフ・エコノミスト・レーン専務理事が先日、利下げについては「当面の主要議題ではない」と述べた。タカ派とされるメンバーが「利下げ議論は時期尚早」とするのはサプライズではないが、どちらかというとハト派側のチーフ・エコノミストが早期利下げに前向きではないとなれば、今後しばらくはユーロ圏の金利先安観を背景としたユーロ売り圧力は後退しそうだ。

 なお欧州午後には、先月14日分のECB理事会議事要旨が公表される。今年に入ると景気・物価動向に変化が見られ始めたため、相場の大きな動意には繋がらないかもしれないが、理事会の方向性は確認しておきたい。

 ポンドドルは神経質な動きが続くか。昨日は、前回から減速予想だった12月英消費者物価指数(CPI)が逆に上振れたことを受けて、1.2597ドルを底にポンド買い戻しが強まった。しかしながら米金利上昇が重しとなり、1.27ドル手前では上昇が一服。英国も金利先安観が大きく後退しており、昨日に前営業日比で約19ベーシスポイント(bp)上昇して終えた英10年債利回りの動向が本日も材料視されそうだ。

想定レンジ上限
・ユーロドル、16日高値1.0951ドル
・ポンドドル、12日高値1.2786ドル

想定レンジ下限
・ユーロドル、昨日安値1.0845ドル
・ポンドドル、昨日安値1.2597ドル


(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ