
今週はゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの大手金融機関の決算が引き続き注目されるほか、足もとの消費動向を巡り水曜日に発表される12月小売売上高が焦点となりそうだ。12月小売売上高は前月比+0.4%と11月の同+0.3%から上昇が見込まれており、予想通りの結果となれば米国経済のソフトランディング期待を高めることになりそうだ。このほかの経済指標は1月NY連銀製造業業況指数(火曜日)、12月鉱工業生産(水曜日)、12月住宅着工件数、新規失業保険申請件数(以上木曜日)、12月中古住宅販売件数、1月ミシガン大消費者信頼感指数 速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値(以上金曜日)など。企業決算はゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、プロロジス、チャールズ・シュワブ、SLB、ステート・ストリート、トラベラーズなどが発表予定。
今晩はキング牧師誕生日の祝日のためNY株式市場が休場となります。主要な米経済指標や決算発表はなし。明朝の株式市場に関するニュース等は休信となる。(執筆:1月15日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ