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今晩は利下げ開始時期の見通しを巡り寄り前に発表される米12月消費者物価指数 (CPI)に注目が集まる。12月CPIの市場予想は変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前月比+0.2%、前年比+3.8%とそれぞれ11月分の+0.3%、+4.0%から鈍化が予想されている。足もとでは早期の利下げ転換期待がやや後退しているものの、CMEのフェド・ウォッチが示す3月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は69%となっており、12月CPIが予想通りの鈍化となれば、早期利下げ期待が再び高まることになりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは12月CPIのほか、新規失業保険申請件数、米30年債入札など。このほか、バーキン米リッチモンド連銀総裁の講演も予定されている。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:1月11日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ