東京市場は堅調か。米国株は5日、8日と連日で上昇。8日のダウ平均は216ドル高と大きく上昇し、37683ドルで取引を終えた。5日は経済指標がまちまちで強弱感が交錯して小幅な上昇。12月雇用統計では非農業部門雇用者数が21.6万人増となり、17万人程度を見込んでいた市場予想を上回った。8日は長期金利が低下したことを受けて、主力グロース株が買われる展開。エヌビディアなど半導体株に強い買いが入った。ドル円は足元144円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて570円高の33890円、ドル建てが605円高の33925円で取引を終えた。
休場の間の米国株が総じて強く、CME225先物も大幅高スタートを示唆していることから、日本株は大きく水準を切り上げると予想する。米国動向を受けて、半導体株を中心に大型グロース株が上昇を先導するだろう。一方、NY原油が大きく下落しており、市況関連にはネガティブな影響が想定される。指数は33800円より上は戻り売りも出やすい水準でもあるため、高く始まった後、さらなる上値追いには慎重になりそう。大幅高とはなるだろうが、買い一巡後は様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは33600円-34000円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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