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【見通し】週間為替展望(豪ドル/ZAR)-豪ドル、方向感の定まらない流れ

◆豪ドル、方向感の定まらない流れが続く
◆豪ドル、11月CPIに注目
◆ZAR、テクニカル的な下値リスクに警戒

予想レンジ
豪ドル円 94.00-99.00円
南ア・ランド円 7.40-7.90円

1月8日週の展望
 豪ドルは神経質な展開となりそうだ。1日に発生した能登半島地震を受けて日銀の政策修正時期が後ずれするとの思惑が広がるなか、目先はドル円では円売り方向に傾きやすいとの見方がある一方、豪ドル米ドルでは昨年末まで続いたドル売りの流れが一服したように見受けられる。豪ドル円はドル円と豪ドル米ドルの綱引きとなり、しばらくは方向感の定まらない流れとなることが予想される。

来週は9日に11月住宅建設許可件数や11月小売売上高、10日に11月消費者物価指数(CPI)、11日に11月貿易収支が発表予定。注目は11月CPIの行方となるだろう。豪準備銀行(RBA)は昨年まで1月を除いて毎月(年11回)理事会を開催していたが、今年からは年8回の開催に変更。初回は2月5-6日の日程で開催されるが、それまでに発表される来週の11月CPIや、12月CPI、10-12月四半期CPI(いずれも発表は31日)で、次回以降の金融政策を占うことになりそうだ。昨年12月に公表された四半期金融政策報告では、12月末のCPIとCPIトリム平均予想をともに4.5%としており、RBA予想と比較したインフレの鈍化具合が焦点となる。

 隣国のニュージーランド(NZ)では11日に11月住宅建設許可件数の発表が予定されているが、NZドル相場への影響は限られるだろう。NZドルも対ドルでは年始からドルの買い戻しが進んでおり、対ドルでの下げ幅をドル円の上昇でどの程度相殺できるかが鍵となる。豪ドルと同様に対円では方向感が出にくくなるかもしれない。

 南アフリカ・ランド(ZAR)は下値リスクに注意。ZAR円は昨年12月からレンジ取引が続いているが、重要な下値目処である昨年8月9日安値の7.51円や7月7日安値の7.46円などが比較的近い水準に位置しており、これらの水準を下抜けるとテクニカル的には7.00円近辺まで下値余地が拡大する。来週は南アフリカから特段のイベント・経済指標の発表などは予定されておらず、ドル相場などの外部要因次第の展開となりそうだが、警戒が必要な局面にあることは頭に入れておきたい。

1月1日週の回顧
 豪ドルは対ドルでは弱含み、対円ではもみ合いとなった。昨年末から米長期金利の低下基調が一服したことに伴い、為替市場全般でドルの買い戻しが進むなか、豪ドルも対ドルでは売りに押された。一方で、豪ドル円は方向感の乏しい動き。対ドルでの下落分をドル円の上昇が相殺する格好となったため、狭いレンジ内で上下する神経質な動きが続いた。

 ZARも対ドルで下落、対円では横ばい気味の推移となった。南アフリカから独自の材料などがなかったこともあり、米長期金利やドル相場などの動向に振らされる展開。ZAR円は昨年12月後半から続く7.70円を挟んだレンジ内取引が続いた。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ