
ダウ平均が小幅に上昇し、S&P500とナスダックはほぼ横ばい。ドル円も落ち着いており、日本株は動意に乏しい展開を予想する。この外部環境で年初来高値(33753.33円、7/3)を更新するハードルは高く、大納会のご祝儀的な買いは限られそう。一方、S&P500が年初来高値を更新、ダウ平均は史上最高値を更新と米国株の強い基調が継続しており、市場の空白に対する警戒が高まる要素は少ない。方向感が出づらい中、値幅が出ればそれが修正され、前日終値近辺で静かに1年を締めくくると予想する。日経平均の予想レンジは33350円-33650円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ