
米国株は3指数とも上昇したが、最も動きが良かったダウ平均でも0.3%高と小動きにとどまった。日本株は円高が警戒材料となって売りに押されると予想する。ここまで比較的落ち着いていたドル円が円高に傾斜したことで、年末年始に為替のボラティリティが大きくなることへの警戒は高まる。米金利低下と円高が進行する局面では、自動車株や金融株にネガティブな影響が想定される。日経平均はきのう大幅高となりながら、今回も年初来高値を更新できなかった。きょうは楽観に傾いた反動が大きく出てくるだろう。日経平均の予想レンジは33200円-33600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ