◆ダウ平均:37082.00 -475.92 -1.27%
◆S&P500:4698.35 -70.02-1.47%
◆NASDAQ:14777.94 -225.28 -1.50%
20日のNY株式相場は大幅反落。足もとの大幅高で過熱感が意識され、取引終盤にかけて急速に利益確定売りが強まった。弱い決算や通期見通しを引き下げたフェデックスが2桁安となったことも重しとなった。ダウ平均は475.92ドル安(-1.27%)の37082.00ドルで終了。中盤に83ドル高まで上昇し、6営業日連続で史上最高値を更新したが、10営業日ぶりの大幅反落となった。S&P500も0.20%高まで上昇し、史上最高値まで0.84%に迫ったが、1.47%安で終了し、3日ぶりに反落した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.44%高まで上昇後、1.50%安で終了し、10営業日ぶりに大幅反落した。ただ、月初来ではダウ平均が3.15%高、S&P500が2.86%高、ナスダック総合が3.88%高とそろって大幅に2カ月続伸ペースとなった。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の12.53ポイントから13.67ポイントに上昇した。
業種別では生活必需品の2.02%安を筆頭にS&P500の全11セクターが下落。公益、一般消費財、金融、資本財、IT、素材、ヘルスケア、不動産も1%超下落した。ダウ平均採用銘柄も30銘柄すべてが下落。ディズニー、アメリカン・エキスプレス、3M、ウォルグリーン、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソンが2%超下落した。S&P500採用銘柄は484銘柄が下落と、ほぼ全面安となったが、アルファベット(A)が1.24%上昇し、52週高値を更新した。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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