15日の香港市場は前日の米株高の流れを引き継いで続伸か。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて早期の利下げ観測が強まるなか、米長期金利の低下が続いており、投資家が運用リスクを取りやすくなりそうだ。14日のNY債券市場で長期金利の指標となる米10年債利回りは前日の4.03台%から3.92%台に低下した。
中国当局による不動産市場へのてこ入れも支援材料となるだろう。上海市と北京市が14日、それぞれ住宅ローン規制の緩和を発表したと伝わった。また、中国国家統計局がきょう午前に発表する11月の小売売上高などの主要経済指標が注目の材料となる。
14日のNY株式相場は、主要3指数がそろって6日続伸。11月小売売上高などの米経済指標が予想より強い結果となり、米国経済のソフトランディング期待が一段と高まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は時価総額が大きいネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、JDドットコム(09618)、美団(03690)、国際金融銘柄のAIAグループ(01299)、HSBC(00005)がそろって香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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