
中国当局による不動産市場へのてこ入れも支援材料となるだろう。上海市と北京市が14日、それぞれ住宅ローン規制の緩和を発表したと伝わった。また、中国国家統計局がきょう午前に発表する11月の小売売上高などの主要経済指標が注目の材料となる。
14日のNY株式相場は、主要3指数がそろって6日続伸。11月小売売上高などの米経済指標が予想より強い結果となり、米国経済のソフトランディング期待が一段と高まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は時価総額が大きいネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、JDドットコム(09618)、美団(03690)、国際金融銘柄のAIAグループ(01299)、HSBC(00005)がそろって香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ