
米国株は強い動きが続いているが、一段の米長期金利低下を受けて円高基調が続いており、日本株には買いが入りづらいと予想する。来週前半(18日~19日)には日銀金融政策決定会合が控えており、為替はもうしばらく荒い動きが続きそう。ドル円の動きはマイルドにはなっており、きのうに比べると下押し圧力は和らぐとみる。ただ、きのう米国株の大幅高を好感できずに大きく下げたことから、週末を前にしてはリスク回避姿勢が強まりやすい。動きが良くなれば売りが出てきて、マイナス圏で推移する時間が長くなると予想する。日経平均の予想レンジは32400円-32800円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ