今晩は米11月雇用統計に注目。昨日はアルファベットやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、エヌビディアなどの上昇を追い風に主要3指数がそろって上昇した。ダウ平均とS&P500がともに4日ぶりに反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は1%超の大幅反発となった。週初来ではダウ平均が0.35%安、S&P500が0.20%安とマイナス圏にとどまった一方、ナスダック総合は0.24%高となり、6週続伸ペースとなった。
今晩の取引では金融政策の見通しを巡り、寄り前に発表される11月雇用統計に注目が集まる。今週発表された労働関係指標は昨日の新規失業保険申請件数ややや強い結果となったものの、10月JOLTS求人件数や11月ADP民間部門雇用者数は予想を下回る弱い結果となった。11月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が18.0万人増(前月:15万人増)、失業率が3.9%(同:3.9%)、平均賃金が前年比+4.0%、前月比+0.3%(同+4.1%、+0.2%)となっている。雇用統計でも強すぎず、弱すぎない結果となれば、適温相場の持続期待が株式相場の支援となりそうだ。
今晩の米経済指標は11月雇用統計のほか、12月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:12月8日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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