日経平均株価は3日続落。11/22安値（33182円）付近で下げ渋ったものの戻りが鈍く、短期線の5日移動平均線（33450円 11/29）や10日移動平均線（33452円 同）に上値を抑えられる展開となった。
RSI（9日）は前日69.8％→40.6％（11/29）に低下。ピークアウトからさらに50％を下回り、目先の弱気を示唆している。
一方、依然として11/15以降の保ち合いの範ちゅうにある。5日移動平均線（33457円 同）と10日移動平均線、一目均衡表の転換線（33475円 同）がほぼ同水準に収束しており、このタイミングで同時に超えられるかが焦点となる。
反発できずにもたつくと、10日移動平均線の上昇一服の可能性が高くなり、25日移動平均線（32448円 同）や10/13高値（32533円）までのスピード調整につながる展開も想定しておきたい。
上値メドは、11/20高値（33853円）、心理的節目の34000円、10/4安値から10/13高値までの上昇幅を10/13高値から上げた34580円処などが考えられる。下値メドは、33000円、11/14高値（32836円）、25日移動平均線、32000円、11/1高値（31601円）、10/31高値（30973円）などが考えられる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
