
米国株高を好感した買いが入ると予想する。決算を発表したエヌビディアは22日に2.45%安で終えた。この程度であれば、時間外の反応で下落を織り込んでいる東京市場では半導体株に対するネガティブな影響は限られるだろう。何より、ドル円が円安気味に推移しており、週初に急激に進んだ円高が一服している点が安心材料となる。自動車関連を中心に、外需にはポジティブな影響が見込まれる。米国株の強い基調は続いており、為替に対する警戒は和らぐ中、高く始まり、場中は売り方の買い戻しを巻き込んで上を試しやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33600円-34000円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ