東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は62ドル安の35088ドルで取引を終えた。公表されたFOMC議事要旨で金融引き締めの継続姿勢が示されたことが重しとなった。目新しい材料には乏しいと受け止められて10年債利回りは小幅に低下したが、3指数はマイナス圏で低調に推移した。ドル円は足元148円30銭近辺で推移しており、147円台に突入したところからは円安に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて150円安の33200円、ドル建てが140円安の33210円で取引を終えた。
引け後に決算を発表したエヌビディアは、良好な内容が確認できたものの、市場の期待も高く、時間外では下落している。日本株も買い材料に乏しい中、売りに押されることになるだろう。円高が一服していることは安心材料ではあるが、円高を食い止める強い材料があったわけではない。あすは日米とも休場となるが、手がけづらさが意識される局面ではリスク回避の動きが強まると思われる。東京時間のドル円動向にも神経質となりそうで、上げづらく下げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33000円-33450円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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