日経平均株価は反発。寄り付きから徐々に上値を試す展開となり、高値引けの陽線を形成した。前日の高値（33614円）は上回ることはできなかったが、9/15につけた終値ベースの高値（33533円）を上回って終えた。
RSI（9日）は前日75.3％→68.9％（11/17）に低下。70％を下回ったものの、来週初は上昇しやすいタイミングとなる。
ボリンジャーバンド（20日線）では＋2σ（33875円 11/17）を11/15に上抜けている。きょうは＋2σに届かなかったが、基本は上目線のトレンドフォローが続いている。11/6高値超えで目先のレンジを上放れたばかりでもあり、＋2σに沿って上値を伸ばす想定がメインシナリオか。
一方、6月以降の高値水準まで上昇している。＋2σに届かなかったことで、RSIのピークアウトとともに目先の上昇一服も予想される。
上値メドは、6/19高値（33772円）、心理的節目の34000円、10/4安値から10/13高値までの上昇幅を10/13高値から上げた34580円処などが考えられる。下値メドは、33000円、10日移動平均線（32817円 同）、25日移動平均線（31958円 同）、10/25高値（31466円）、10/31高値（30973円）などが考えられる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
