
米国株は3指数とも横ばい程度。米10年債利回りが一段と低下しており、ナスダックの9連騰を後押しした。一方で、NY原油が一段と下落している。米金利低下と原油安という構図はきのうと似ているが、きのうの日本株はバリュー株が強く売られて軟調な展開となった。金融株や原油関連には引き続きネガティブな影響が想定される。一方、きのうの日経平均は弱いながらも32000円は割り込まなかった。CME225先物は上昇スタートを示唆しており、下値は限定的と考える。CME225先物に寄せて高く始まるも、上値追いには慎重になる展開を想定。場中は上でも下でも値幅が出ればそれが修正されて、方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32000円-32400円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ