
今晩の取引では主要3指数がそろって月初から大幅に上昇したたことで利益確定売り圧力が高まることが予想されるものの、年末ラリーへの期待や、米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了期待などを背景に底堅い展開か。注目度の高い経済指標の発表はないが、パウエルFRB議長のほか、バーFRB副議長、クックFRB理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などの挨拶や講演などが多数予定されており、要人発言を受けた米10年債利回りの動向に注目する展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、9月卸売在庫、EIA週間原油在庫、米10年債入札など。決算発表は寄り前にラルフ・ローレン、ケロッグ、バイオジェン、ワーナー・ブロス・ディスカバリー、引け後にウォルト・ディズニー、MGMリゾーツなど。(執筆:11月8日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ