今晩はもみ合いか。昨日は米10年債利回りが上昇したことで上値が限定的だったものの、米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了期待を背景に主要3指数はそろって上昇。ダウ平均とS&P500が小幅に6日続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合は今年1月中旬以来となる7連騰を記録した。月初からの4営業日の上昇率は、ダウ平均が3.16%高、S&P500が4.11%高、ナスダック総合が5.19%高となり、そろって10月月間の下落幅を回復した。
今晩の取引では主要3指数がそろって月初から大幅高となったことで利益確定売り圧力が高まることが予想されるものの、年末ラリーへの期待や、利上げ打ち止め期待などを背景に底堅い展開か。注目度の高い経済指標の発表はないが、バーFRB副議長、ウォラーFRB理事、グールズビー米シカゴ連銀総裁、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などFRB高官の講演が多数予定されており、要人発言を受けた米10年債利回りの動向に注目する展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは9月貿易収支、9月消費者信用残高など。決算発表は寄り前にD.R.ホートン、エア・プロダクツ&ケミカルズ、引け後にオキシデンタル・ペトロリアムなど。(執筆:11月7日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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