
今晩の取引では主要3指数がそろって月初から大幅高となったことで利益確定売り圧力が高まることが予想されるものの、年末ラリーへの期待や、利上げ打ち止め期待などを背景に底堅い展開か。注目度の高い経済指標の発表はないが、バーFRB副議長、ウォラーFRB理事、グールズビー米シカゴ連銀総裁、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などFRB高官の講演が多数予定されており、要人発言を受けた米10年債利回りの動向に注目する展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは9月貿易収支、9月消費者信用残高など。決算発表は寄り前にD.R.ホートン、エア・プロダクツ&ケミカルズ、引け後にオキシデンタル・ペトロリアムなど。(執筆:11月7日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ