7日の香港市場は軟調か。米雇用統計を受けて米10年債利回りは先週末に4.5%台まで下落したものの、6日に再び4.6%台に乗せており、ハイテク株やグロース株を中心に売りが広がる可能性がある。
また、ハンセン指数は前日まで3営業日続伸し、終値で10月12日以来の高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなりそうだ。一方、中国ではきょう貿易統計が発表される予定で、結果によっては相場の波乱要因となる可能性がある。
6日のNY株式相場は主要3指数がそろって続伸。先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、弱い10月雇用統計などを受けた利上げサイクル終了期待が引き続き株式相場の支援となった。ただ、主要3指数が先週そろって大幅高となったことや、米10年債利回りが上昇したことで上値は限定的だった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はアリババ集団(09988)やテンセント(00700)、美団(03690)などが香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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