東京市場は軟調か。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は366ドル安の32417ドルで取引を終えた。通期見通しを取り下げたフォードや、決算が市場の期待に届かなかったシェブロンが急落。中東を巡る地政学リスクの高まりも警戒され、ダウ平均は値幅を伴った下落となった。アマゾン・ドット・コムやインテルが決算を受けて強く買われたことから、ナスダックは上昇した。ドル円は足元149円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて430円安の30610円、ドル建てが415円安の30625円で取引を終えた。
アマゾンが決算で買われるであろうことは、東京市場では先週末の時間外の動きで既に織り込んでいる。そのため、日本株はダウ平均の値動きに強く反応して売りに押されると予想する。国内では、決算発表銘柄の売買は活発になると思われる。ただ、本日から日銀金融政策決定会合が開催され、あすの結果を見極めたい局面でもある。個別に材料がなく、金利の影響を受けやすい銘柄の多くは手がけづらさが意識されるだろう。CME225先物からは大幅安スタートが想定される。先高期待が高まりづらい中、安く始まった後は方向感に欠ける地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは30500円-30800円
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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