
米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。ただ、米10年債利回りは大きく低下しており、きのうのような派手な下げにはならないとみる。ECB理事会では大方の予想通り利上げは見送られ、欧州の長期金利も低下している。とはいえ、米国で主力グロース株が売り込まれてナスダックが弱かったことは、国内グロース株に引き続き逆風となる。また、きのう引け後に決算を発表した中では、通期の利益見通しを引き下げた武田がADRでは大きく下落している。全般的に買い手控えムードが強まり、場中はやや弱めで方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは30400円-30700円
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ